医院ブログ
フロスか死か?!
タイトルにびっくりされたかもしれませんね(笑)
歯科医師のみなみです!
今日はわたしがセミナーなどに言って学んだことをお話しします。
「FLOSS or DIE」
これ実は予防歯科が発達しているアメリカではすごく有名な言葉なんです。
日本では歯磨きによるブラッシングが口腔清掃の主流になっています。
しかし、食べかすとばい菌が混ざり合ったプラークとよばれる汚れは残念ながら歯ブラシだけでは落としきれません。
特に歯周病が進行しやすい歯と歯の間の部分はフロス(糸ようじ)か歯間ブラシでしかケアができないのです。
食べかすとばい菌がまざりあったもののことは先ほども書いたように「プラーク」と呼びます。
これは食べかすとは全く別のもので、歯ぐきを攻撃してしまうとても怖いもの。
でも!実は食べかすがばい菌と混ざってプラークになるためには時間がかかるんです。
その時間はズバリ24時間!
丸一日ということです。
普段フロスや歯間ブラシは使ってないよーという方、面倒だなーという方、一日一回で大丈夫です!!
プラークはいわばばい菌のかたまり。
しかしそのばい菌も実は弱点があります。
それはばい菌同士くっついて固まっていないと悪さはできないのです。
つまりプラークはフロスを使って破壊さえしてしまえば無毒化するのです!
一日一回、フロスの習慣をつけるだけで生涯健康で暮らせる・・・と考えると、フロスをパチパチっと通してみたくなりませんか?
初めての方だと、やりにくかったり使い方がわからなかったりなどあるかと思います。
お気軽に衛生士や歯科医師に相談してみてくださいね(^^)