矯正歯科
矯正歯科の重要性

歯並びの乱れは、見た目の悪さだけが問題視されがちですが、実際は噛む・飲み込む・しゃべる・呼吸する機能にも大きな悪影響を及ぼします。また、清掃性が悪いことで虫歯・歯周病のリスクも大きく上昇するでしょう。矯正歯科治療によって歯並びの乱れを改善すれば、そうしたさまざまな悪影響を自然な形で解消することができます。つまり、矯正歯科治療は、審美性・機能性・清掃性など、お口全体の健康を増進させるために行うものなのです。
当院のマウスピース矯正
マウスピース矯正とは、文字通りマウスピース型の装置を使った矯正法です。装置を自由に着脱できる、見た目が自然、治療に伴う痛みが少ないのが大きな利点です。 当院では、以下に挙げるマウスピース型矯正装置に対応しております。また、より詳しく知りたい方は下記サイトをご参照ください。
https://www.sawa-shika-kyousei.com/
マウスピース矯正専門サイトでも矯正治療に関する情報をお届けしております。
インビザライン

世界中に普及しているマウスピース矯正
マウスピース型矯正装置の代名詞ともいえるのが「インビザライン」です。数十年の歴史があり、世界でも広く普及しています。アライナーと呼ばれるマウスピースを1日20時間以上装着することで、歯を効率良く移動できます。アライナーは2週間に1回くらいのペースで交換します。
部分矯正や小児矯正もできる
インビザラインは、一般的な全体矯正だけでなく、部分矯正や小児矯正にも対応しています。ですから、前歯の歯並びだけ治したい、子どもの矯正をマウスピースで行いたいという希望にも応えることができるのです。
ローコスト

マウスピースによる部分矯正
ローコストは、部分矯正に特化したマウスピース型矯正装置です。基本的には上下の前歯6本が治療対象となります。いわゆる“全体矯正”よりも治療する歯が少ないため、治療期間が短く、費用も安くなります。ただし、すべての症例に適応できるというわけではなく、軽度から中等度のケースに限られます。抜歯をして歯を大きく移動するようなケースには向かない治療法といえます。
最短3ヶ月で治療が完了
ローコストによる矯正治療は、最短3ヶ月で完了します。標準的な矯正治療は2~3年の期間を要するので、その短さに驚く方がほとんどです。費用は10万円程度で済むケースが多いです。
その他のマウスピース矯正
SmileTRU(スマイルトゥルー)

スマイルトゥルーは、前歯から小臼歯くらいまでの小規模な矯正に適した治療法です。治療期間も3~8ヶ月程度と短くなっています。歯の型取りはスキャナーで行えるため、従来の不快な型取りが不要です。
アソアライナー(AsoAligner)(旧名:クリアライナー)

アソアライナーは、日本製のマウスピース矯正です。前歯部のみの部分矯正に適した矯正法です。診断後最短10日で治療を始められるというメリットがありますが、主に軽症を対象としたマウスピース矯正といえます。
イークライナー(eCligner)(旧名:クリアアライナー)

イークライナーは、韓国製のマウスピース矯正です。装着は1日17時間以上で、インビザラインよりやや短くなっています。適応症はインビザラインより狭いです。
スターアライン(Star Align)

スターアラインは、ドイツ製のマウスピース矯正です。インビザラインより治療費が安く、歯の移動速度も速いです。また、マウスピースはソフトとハードの2種類から選べますが、適応症はそれほど広くはありません。
キレイライン矯正

キレイライン矯正は、2万円から始められるマウスピース矯正です。標準的なケースでは、10~30万円ほどかかります。また、適応できる症例も一部に限られます。
Oh my teeth

Oh my teethは、治療の大半のプロセスをオンラインで済ますことができるマウスピース矯正です。矯正をスタートするまでの通院は1回で済むことも多く、それ以降は届いたマウスピースを自分自身で装着することになります。費用も安く、人気が上昇している矯正法です。
マウスピース矯正専門サイトでも矯正治療に関する情報をお届けしております。
当クリニックで使用しているその他の矯正装置
当院では、以下に挙げる矯正装置を取り扱っております。

マルチブラケット
最も標準的な矯正装置です。ブラケットと呼ばれる小さな四角いパーツを歯面に接着して、矯正用ワイヤーを通します。ワイヤーの曲げ方によって歯を移動する速度や強さをコントロールできます。抜歯が必要なケースも含め、ほとんどの歯並びに適応可能です。通常はメタルブラケットとメタルワイヤーを使用しますが、セラミックブラケットやホワイトワイヤーといった審美性の高いものを選ぶこともできます。

床矯正
子どもの矯正歯科治療に用いられる装置です。プラスチック製の床(しょう)と金属製のワイヤーで構成されています。歯並びの乱れを細かく整えるための装置ではなく、顎や歯列の幅を拡大するのに用いられることが多いです。取り外し式なので、学校などでは装着する必要はありません。

舌側矯正
歯列の裏側に矯正装置を装着する方法で、裏側矯正と呼ばれることもあります。正面から見ると装置が全く見えないので、審美性を重視する場合に適しています。ただし、施術には高い技術が必要であったり、専用のパーツを用いたりするため、費用がやや高くなります。また、表側矯正ほど適応範囲は広くありません。

プレオルソ
子どもの矯正歯科治療で用いるマウスピースタイプの装置です。お口ポカンや口呼吸といった悪習癖を改善するのに役立ちます。舌やお口周りの筋肉をトレーニングすることもでき、顎の骨の発育を正常に促すことにも寄与します。基本的にはご自宅で過ごしている時間や眠っている間に装着し、矯正力を働かせます。