NEWS
口腔機能低下症
こんにちは。
歯科医師の川井です。
皆さん、口腔機能低下症という病気はご存知でしょうか。
加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって、口腔の機能が複合的に低下している疾患です。
以前に比べて
食べ物が口に残る
硬いものが食べにくくなった
食事の時間が長くなった
食事の時にむせるようになった
口の中が乾く
活舌が悪くなった
口の中が汚れている
このような症状が当てはまると口腔機能低下症の可能性があります。
口腔機能低下症はお口の周りの筋肉をトレーニングすることで治療できることもあります。
佐和歯科クリニックではこのような症状のある方に『舌圧測定』を行っています。
舌圧測定とは舌の運動機能を検査するものです。
舌は食べ物を口の中で受け止めたり、喉の奥に送り込んだりする働きがあり、この働きに舌の力(舌圧)が大きく関係しているといわれています。
舌圧が基準値よりも低い方には『ペコぱんだ』という舌のトレーニング用具を使っていただいております。
ペコぱんだとは舌の力を鍛える用具になります。
一日3回週3回以上のトレーニングにより舌の力を鍛えることができます。
ペコぱんだにも種類があり症状によって使い分けをしています。
口腔機能低下症も虫歯や歯周病と同じで予防や早期の治療が大事になってきます。
気になる方、興味ある方はスタッフまでお声掛けください。