その痛み、虫歯じゃないかも!?|溝の口から徒歩5分の歯医者、佐和歯科クリニックは虫歯治療、歯周病予防、歯並び予防に力を入れています。

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その痛み、虫歯じゃないかも!?

一言に「歯が痛い」といっても、「冷たいものを食べると歯がしみる」「時々、歯の奥がズキズキと痛むことがある」など、その症状はさまざまです。

ここで虫歯以外の歯の痛みの原因をご紹介します!

 

知覚過敏(象牙質知覚過敏)

何らかの原因によってエナメル質が傷ついて象牙質が露出してしまい、外部からの刺激が内側の神経に伝わりやすくなって、痛みを感じる疾患です。「熱いものや冷たいものでしみる」などの症状は虫歯と似ていますが、「痛みが一過性であること」「叩いても痛まない」などの点が虫歯との違いです。歯の根元部分にはエナメル質がなく、全て象牙質でできているため、加齢による歯ぐきの後退などによっても象牙質はむき出しとなり、知覚過敏の主な原因となります。

歯が割れた(破折)

転んだりぶつけたりといった外傷、あるいは歯ぎしりなどが原因となって歯が割れると、割れ目から細菌が入り込み痛みや炎症を引き起こすことがあります。「硬いものを噛むと痛みが走る」などの症状が出ます。歯根が割れた場合、抜歯しなくてはならないケースもあります。亀裂が小さい場合はレントゲンでも判別が難しく、知覚過敏と判断されてしまうこともあります。

歯周病

歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨(歯槽骨)などの組織が破壊される炎症性疾患の総称で、40歳以上の日本人のおよそ8割がかかっているともいわれます。歯周病は、歯ぐきのみに炎症が起こっている「歯肉炎」と、炎症が進行して歯槽骨に及ぶ「歯周炎」に大別されます。

歯周病の原因は、主に歯に付着したプラーク中の細菌(歯周病菌)です。プラークを放置しておくと隣接した歯ぐきに炎症が起き、歯と歯ぐきの間に数mmの隙間(歯周ポケット)ができます。歯肉炎の段階ならば自然治癒も可能ですが、歯周ポケットから侵入した歯周病菌が数年単位でゆっくりと歯周組織を破壊していくと、最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。

歯周病のなりやすさについては個人差があります。喫煙やストレス、糖尿病などの要因も歯周病リスクを高めることが知られています。

親知らず(智歯周囲炎)

親知らずは「智歯」とも呼ばれ、部分的に歯ぐきに埋まっていることが多いために不潔になりやすい状態にあります。親知らずが原因となって、周辺の歯ぐきに細菌性の炎症が起こる病気を智歯周囲炎と呼びます。20歳前後から腫れや痛みが出やすくなり、体調によって良くなったり悪くなったりします。炎症がひどくなると口が開きにくくなることもあります。

親知らず=抜くべき?
親知らずを抜くというのは気軽な行為ではなく、また、必ずしも抜いた方がいいとも限りません。抜くメリットとデメリットについて歯科医とよく相談してから決断すべきでしょう。

痛みが出たときは早めの受診をお勧めします。

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