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被曝量は大丈夫!?
こんにちは!歯科衛生士の中島です。
今回は歯科エックス線撮影の被曝量についてお話ししていきます。
歯科には必要不可欠なレントゲン写真ですが、放射線量は大丈夫?と心配な方もいらっしゃると思います。
ご安心下さい!実は歯科で用いられるエックス線撮影の放射線量はかなり少ないのです!
【歯科で使用されているレントゲン撮影】
・口腔内の一部分を写したデンタル撮影:0.01ミリシーベルト
・上下の歯や顎などお口全体を写したパノラマ撮影:約0.03ミリシーベルト
・歯科用CT撮影:約0.1ミリシーベルト
【医科で使用されているレントゲン撮影】
・胸部撮影:約0.2ミリシーベルト
・腹部撮影:約1.0ミリシーベルト
・胃のエックス線検査:約3〜5ミリシーベルト
・医科用CT撮影:約6.9ミリシーベルト
このように医科で使用するものと比べても少ないことが分かります。
また、わたしたちは日頃生活しているだけで放射線を浴びたり、食物から摂取したりしています。
日本人の自然放射線量は年間約2.1ミリシーベルトと言われており、仮に歯科のデンタル撮影を100回行ったとしても自然放射線量に届きません。
もちろん絶対にリスクが0というわけではありませんが、それよりもレントゲン撮影をして得られる情報の利益の方が大きいのです。
とはいえ、不安な方や撮影が嫌な方もいらっしゃると思いますので、そういったときはお気軽にご相談下さい。