NEWS
歯磨きイヤイヤ
こんにちは。歯科助手、受付の織田です。
歯磨きをするようにいってもなかなかしてくれない、仕上げ磨きを嫌がるなど、お子さんの歯磨きで悩むお母さんは多いですよね。
“ついつい”根負けして今日は歯磨きしなくていいか、などと思ってしまうかもしれません。
ですが、その“ついつい”は虫歯や歯周病につながる恐れがあります。
歯は一生使っていくものですし、虫歯治療はお子さんにとっても大きな負担となります。子供のうちからしっかりと歯を磨く習慣をつけ、健康な歯を維持させてあげたいですよね。
なんでも嫌がるイヤイヤ期は例外として、子供が歯磨きを嫌がるのには、なにかしらの理由があります。最初に歯ブラシを持たせたときには楽しんで歯を磨いていたのに、あるタイミングから突然嫌がるようになってしまった、ということもあるのではないでしょうか。
きっとその間に、子供が“いや”と感じる何かが起きているのです。
嫌がるお子さんに無理やり歯磨きをさせてしまうと、そのいやな気持ちが強く残り、“歯磨き=いやなもの“と記憶してしまいます。
お母さんが仕上げ磨きをしているうちはよいですが、実際にお子さんがひとりで歯みがきをし始めた段階で、いやな記憶から雑な磨き方をしてしまうかもしれません。
適切な磨き方ができていないと、歯の汚れをしっかりと落とすことができず、虫歯になりやすくなります。
そうならないためにも、早いタイミングで歯磨きがいやな理由を丁寧に聞いて、その理由を取り除いてあげましょう。歯磨きは楽しいもの、大切なものだと感じさせることができれば、子供の歯磨き問題は大前進といえます。
◆口の中に歯ブラシが入るのが気持ち悪い
◆ずっと口をあけていることが苦痛
◆歯磨きのときのお母さんが怖い
などが代表的な嫌な理由です。
そしてイヤイヤ期の乗り越え方は…
◆正しい歯磨きの仕方を細かく教えてあげる
◆イヤイヤをあえてスルーする
◆できたら大げさにほめてあげる
などのポイントがあります。
嫌がるお子さんにどうにかして歯磨きをしてもらおうと、必死になってしまうお母さんも多いかと思います。そのため、ついお子さんを抱く手に力が入ってしまったり、険しい表情になってしまったり、声を荒げてしまったりすることはありませんか?
ただでさえ歯磨きを苦痛に感じているところに、お母さんが怖い顔になってしまっては、お子さんの歯磨き嫌いはさらに加速してしまいます。歯磨きをさせるとき、仕上げ磨きをするときは、意識してやわらかな表情になるよう心がけてみてください。