医院ブログ
レントゲン画像から分かること
こんにちは
歯科医師の浦です。
本日は、レントゲン画像から分かることについてお伝えします。
歯医者さんに来院すると検診でレントゲン撮影をすることがあります。口の中に異常がないのに、被爆してまでなぜ撮影するかと疑問に思う患者さんも多いと思います。
しかし、レントゲン画像を見ることで、目に見えないたくさんの情報を我々歯科医師は得ることが出来ます。
一般的には、虫歯や歯周病の進行状態を把握できることが知られていますが、実はもっと多くの情報がレントゲン画像の中に隠れているのです。
親知らずの有無、埋伏歯(歯が埋まっている)、嚢胞(分泌物が袋状に貯まる)、腫瘍、唾石(唾液が出るところに出来る石)、上顎洞炎、骨折の有無、骨の異常形態の有無、顎関節の状態等、一枚のレントゲンを取ることでたくさんの情報を得ることが出来ます。
数年前に取ったレントゲン画像に異常がなくても、数年後には異常が認められることがありますので、3年に一度は検診で撮影してみてはいかがでしょうか。
皆さんの検診をお待ちしております。